きつねの襟巻き
むかし
むかし
物心がつきはじめた頃のお話。
雨上がりの夕方。
おとうさんと屋上にあがると綺麗な虹が見えて
「うわっ色キレイ☆どうして虹は色がキレイなの?(・ω・)」て聞くと…
「ああ、確かに綺麗にみえるけどな、あの虹の下では多くの人が虹熱で焼かれているんだよ」…と
おとうさんはうつろな目で虹をみつめたまま素の表情で語り
もお
こわくて
こわくて
早く逃げよう!逃げようよおお!おとうさん!
泣きながら服をひっぱった記憶が…(´;ω;`)
百貨店のハンドバッグの売り場に
おかあさんとおとうさんに連れられてきて
バッグや毛皮売り場にきて。
ふわふわ気持ちいいねー(^ω^) とゆうと・・・
おとうさんが
「ああ、確かに気持ち良いがバッグにされた牛や羊たちの殺された時の記憶が残ってて…なぁ」
「耳をあててみるとイタイイタイ…て、動物の声が聞こえてくるよ」
さわってた狐の襟巻きを急いで投げ出し
「もう絶対さわらないから、、ごめんねごめんね」と
大泣きながら…手洗った記憶が…(´;ω;`)
おとうさんねー
お兄ちゃんが二人いるけど…
ずっとずっと女の子の子どもがほしかったの。
だから、由起子が産まれてきて、うれしいの。
だから、ワザと意地悪したくなるの。
いじめてるワケじゃないのよ。
と、、、おかあさんが慰めてくれた。
そんな
そんな
育て方
するから
娘はドMになるんだよーヽ(´Д`;)ノ
と、、、
遙か昔のお話はさておき、狐くんが我が家にやってきた(^ω^)
縁会って出会ったから、大切にするね(^ω^)
名前なんにしよ。。。(・ω・)
暖ったかい日だったり
寒い日だったり
気温の変化に
バッグに狐くんを忍ばせておくと
ウチの襟元を北風から守ってくれます(^ω^)
なんせ、自転車族なもので、、さむいんですよ。