真夏の夜の不思議ちゃん
淡路島は玉葱が有名なんですよ。甘くておいしいの。
観光したりして楽しんだ後、旅館に着いた頃には辺りは暗くて
近くには川が流れてるのか、水の流れる音がしました。
旅館は古い温泉旅館。
じゃらんの安い露天の宿に載ってたので此処にしました。
でも‥写真でみるより古い作りで
床なんかギシギシいっちゃう感じで
でも、古い木の匂いがするのが気に入った。
「おばあちゃんの家に来た感じやね」
なんて言いながらはしゃいでた。
みてー!海の幸はハンパない!
食べきれない量なんだよお\(^o^)/
いっぱい食べてから風呂に行き、疲れた体をほぐして飲みまくった。
でね、夜0時をまわった頃に
「酒さましにもう一回風呂行こうか」と旦那が言って
もういっかい二人で温泉へ浸かる事にした。
「さっきは人結構居たけどさすがにこの時間は誰も居ない」
内風呂に入り、身体洗って湯船に浸かり、露天に出てみると‥
湯煙の先に湯船に肩まで浸かるひとが一人ぽつん、と。
誰も居ないと思っていたのでびっくりした
とりあえず、うちも湯船に浸かって
「やっぱり露天て良いですね〜」
会話してみたけど‥返事ない(・ω・)
その女のひとの方をチラッと見た
黒髪で髪が長くて後ろにまとめておだんごにして
ビクともせず向こうを向いていて返事がないの。
数分して、その人を見たけど何も変らない。
まったく動かないの。
…え?(・ω・)
急に怖くなった。
うちが入って何十分経ってる? よね
うちの肌は結構ピンク色になってて
暑くて足だけを浸けたりしていたのに
その女の人からは水しぶきの音すらせずにずっと浸かってるの
…え?
なんかこわい(´;ω;`)
急いで出て行って浴衣着てその場を離れる時、
気になったのでもう一度お風呂場を覗いてみたら‥
ずっと湯煙の先に湯船に肩まで浸かって一人ぽつんと‥
ひょえええこわい!!!!!!(´;ω;`)
と‥‥
旦那にその話をしてみると
そのひとって‥‥鬼束ちひろ?
と‥‥意味不明な回答やった(`ω´)
古い宿の幽霊?
でも‥リアルやった。
なんやってんやろお。
露天のお風呂がむっちゃ好きで
話かけられるのが苦手で控えめな血行の悪い鬼束ちひろ。
とゆうことにしとこ(・ω・)
続劇。
つづくのですお