もどるでよ先生、あの時代に


それはなんかえらい山奥で

なかなか山道が険しくて

傾斜角度もハンパなくて

踏み外したら約50mは転げ堕ちた感じで

枝とかで切って足とか血でてて

痛いの我慢してしばらく登ると

補整された道にでるんやけど周りは草木でいっぱいで

でも何でか、あじさいがいっぱい咲いてて

その険しい道の向こうにミーティングルームがあって

二課の営業マネジャ氏と山崎氏が待ち構えてて





「戦で死ぬはずの人は戦で死なんといかんぜよぉ先生!」




。。ゆーてむちゃぶりされた言葉に騙されて

山のてっぺんまでムッチャしんどい思いして登ってたら

途中、高い壁が立ちふさがってて

この壁を登れない者、てっぺん行く資格がなし!ゆーて書かれたボードみて

夢も希望も打ち砕かれた時に山崎氏が





「龍馬さん!あなたはこんなところで死んではいけない!」





。。瞳キラキラさせて語るもんやから

がんばっててっぺんまで登りきったら

また、違う高い山が夕陽を遮ってた感じ。


幕末年末という時代のお話)






「会社の入ってるビル」


「飛び降りてみたらきっと江戸の街かも知れない」