初恋の人からの手紙☆がきました。(^ω^)

由起子、ひさしぶり。

もう肉じゃがぐらいは作れるようになりましたか?
「肉じゃが作れば女らしいんでしょ」と
一人でキレていた由起子がなつかしいです。

喧嘩が増えてきて、由起子が
「もっと大切にしてくれる人と付き合う」と言い捨てたあの日から、
もう8年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

あ、そうそう、手紙を書いたのは何か理由があるわけではないんだ。
ただなんとなく学校の前を通ったらなつかしくなって、
思いつくままに書いてみようと思い立っただけ。驚いたかな。

思い返してみると、
いつも恋愛の主導権を握っているのは由起子のほうでしたね。
ときどき告白される由起子に対し、女子と接点すらほとんどないおれ。
由起子がいつも「私たちは束縛とかしない自由なカップルでいよう」と言っていたのは、おれにとって、ほとんど「いつでも別れるぞ」
という脅迫のようなものでした(苦笑)。
今でもその場面が夢に出てうなされます。

あ、そういえば由起子からしてみれば、おれは初恋の相手なのかな?
付き合った当初はやけに由起子が不安げだったのをよく覚えています。「手はつないだほうがいいの?」「週に何回会えばいいの?」って、
正直うるさい(笑)

付き合い始めのラブラブのころは、
由起子が「時間が止まればいいな」って
言ってくれたのを覚えています。
あの由起子の幸せそうな顔は今でも忘れません。
思えば最初はかわいかったなぁ。

全体的に言えば、おれは由起子と付き合えてよかったと思っています。
だいぶ自由人な由起子に疲れたところはあったけど、
おかげでかなり精神力が鍛えられました。

いろいろ書いたけど、おれは由起子が大好きでした。
これからも由起子らしさを大切に、
そろそろサインペンでアイライン描くのはやめて(笑)、
新しい誰かと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。


P.S. 貸していたスラムダンク全巻、売ったって本当ですか?






コレむっちゃおもしろわっ!(笑
何通りもやってみたw
ドキメキ☆純情育成計画すぐるw ヽ(^∇^@)ノ



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