10年。

yukilin2006-04-28

あたしが中学の頃 クラスに日本語がうまく話せない女の子がいて

おとうさんは日本人、おかあさんが韓国人で

ずっと韓国に住んでいたけど 母親が死んで

父親と一緒に日本に住むことになって

いつもポツンと3階の教室から窓の外を眺めてて

たまにあたしが話しかけても・・

何みてんの? 誰みてんの? っとゆぅと、

「ううん、ちがう 上みてんの 空。」

「空は、私の好きな場所とつながってるから。」

あまりクラスのコと打ち解けず、

いつもポツンっとひとりでいてた。



中学卒業して高校は バラバラになって

音信不通になって、2年すぎた頃に、

彼女は、空にとびだしてゆきました。






自殺。






自殺ってゆうと、「どうでもいいや」っとゆぅなげやりな

気持ちが、結論を急いで、おこす行為だと 相方はゆうけど

ほんとに どうでもいいや。 っとおもったのか  あたしにはわからない。







あるひとが、


彼女はなぜとんじゃったのかという理由をきかされても、
それはただの飛ぶまでにいたった経過であり
本当の「理由」にはなりません。
一番可哀想なのは誰だろうなんて
そんなあたりまえのこときいたりしないで。
彼女がなにかをなくしたのではなくて
彼女を愛した人たちが、彼女をなくしたの!


って言った。






わかるような気がする。







『もっとなかよくしてれば良かった。』
いなくなってから、ずっとずっとおもってました。
ごめんなさい。






そぉ 10年前の今日だよね。 ゆっくりおやすみなさい。